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楽しくない日も、楽しそうに話す

ホンネ先生

  〜わたしの約束④:生徒と楽しく話せた(例え楽しくなくても)〜

楽しくない日も、楽しそうに話す
〜わたしの約束④:生徒と楽しく話せた(例え楽しくなくても)〜

おはようございます🌸
ホンネ先生です。

今日は、わたしが毎日自分に課している
「7つの約束」のうち、4つ目について書きます。

「生徒と楽しく話せた(例え楽しくなくても!)」

この約束、実は7つの中で、いちばん教員時代の自分を支えていたものでした。

※ この記事は「わたしの約束」シリーズ第4弾です。
 第1〜3弾はnoteで公開しています。
 よければ、そちらから読んでみてください。

■ 「楽しくなくても、楽しそうに」は、嘘じゃない

「気分が乗らない日も、笑顔でいよう」

こう書くと、無理して笑え、と言っているように聞こえるかもしれません。

でも、わたしが書きたいのは、そういうことじゃないんです。

特別支援の現場で20年、教員を務めました。
退職した今、振り返って気づくのは、
「振る舞いから整える」と「無理して笑う」は、
似ているようで、まったく違う、ということです。

■ 振る舞いが、心を引っ張る

教員時代、朝起きた瞬間に
「今日は気分が乗らないな」と感じる日がありました。

寝不足、家のこと、仕事の悩み。
原因はその日によって違いました。

そんな朝に「気分が乗るまで待つ」を選んでいたら、
教室には立てなかったと思います。

でも実際は、教室に入って、
生徒の名前を呼んで、
「おはよう」と笑顔で言うと、
不思議と気持ちが少しだけ軽くなる。

これは精神論ではありません。
心理学では「行動が感情を引っ張る」と言われています。

つまり、

楽しいから笑うのではなく、
笑うから、少しずつ楽しくなってくる。

わたしの20年は、これに何度も助けられました。

■ それは、生徒のためでもある

もう一つ、大切なことに気づいていました。

先生の表情は、生徒に直接届きます。

不機嫌な先生の前で、
生徒は安心して話せません。
笑顔のない先生の前で、
生徒は本音を見せません。

特別支援の現場では、特にそうでした。
言葉の少ない生徒ほど、
大人の表情を、よく見ています。

だから「楽しくない日も、楽しそうに話す」は、
自分のためであり、
同時に、生徒のためでもありました。

これは、教員という仕事への誠実さです。

■ それでも、限界はあります

念のため、書いておきたいことがあります。

「楽しそうに振る舞う」が、
無理を続けるための言い訳になってはいけません。

体調が悪い日、
心が限界の日、
本当に休むべき日があります。

そういう日は、ちゃんと休む。
無理に笑わない。
これも、自分への約束です。

「楽しそうに話す」は、
「無理して笑い続ける」とは違います。

そこを間違えると、わたしのように一度休職する羽目になります。

■ わたしが意識してきた5つ

それでも、毎日の小さな波を乗り越えるために、
20年で身につけた工夫を5つ書きます。

【1】朝、姿勢を整える
肩を後ろに引く。背筋を伸ばす。
それだけで、声が変わります。
姿勢から先に整えると、気持ちが追いつきます。

【2】最初の声を、丁寧に出す
「おはようございます」を、ぼそっと言わない。
最初の一言を、しっかり丁寧に。
そこから一日のトーンが決まります。

【3】相手の名前を呼ぶ
「○○さん、おはよう」
名前を呼ぶ瞬間、自分の中の「先生スイッチ」が入ります。
気分は乗らなくても、役に切り替わります。

【4】笑顔を、口角だけ
心から笑えない日は、口角だけ少し上げる。
それでも、相手には伝わります。
そして、自分の気持ちも、少しだけ整います。

【5】「もうダメ」のラインを、自分で決めておく
「今日は本当に無理」と感じたら、休む。
振る舞いで乗り切れる日と、
そうじゃない日を、自分で見極める。
これがいちばん大事です。

■ 「形から入る」の本当の意味

「形から入る」という言葉、
ちょっと軽く聞こえますよね。

でも、わたしは20年やってみて思います。

形から入ることは、
弱い自分を、ゆるく抱きしめる方法です。

気分が整ってから動くのではなく、
動きながら、気分を整えていく。

それを、毎日の小さなところで繰り返す。

そうやって、人柄も、仕事の質も、
少しずつ整っていきました。

■ 完璧じゃない自分を許す

正直に書くと、
わたしは20年で何度も、
笑顔を作り損ねた日がありました。

声が硬かった日、
目が笑っていなかった日、
生徒に「先生、今日機嫌悪い?」と聞かれた日。

それでも、その日の夜に
「明日はもう少し丁寧に」と思い直す。

完璧にはできない。
でも、毎日問い直すことで、
少しずつ、整っていきます。

■ 働くすべての人へ

人と関わる仕事を続けている方へ。

気分が乗らない朝が、たくさんありますよね。
わたしも、そうでした。

そんな朝、ほんの少しだけ。
姿勢を整えて、
最初の一言を丁寧に出してみてください。

それだけで、
朝のあなたを、少しだけ救えます。

無理は、してほしくない。
でも、振る舞いから整える方法もある、
ということを、書き残しておきます。

今日もご機嫌でいられますように🌸

ABOUT ME
ホンネ先生
ホンネ先生
特別支援学校教員
特支先生のホンネ|ホンネ先生 特別支援の現場に20年。休職した夜があった。 「頑張ろう」「考え方を変えよう」じゃなく、 本音に正面から向き合う場所を作りました。 ここでは、
・心の話(休職とそこからの回復)
・仕事の話(時短・指導・保護者対応)
・お金の話(新NISA・退職資金・投資)
の3つを、等しく大切に書きます。 「定時で帰れて、心も軽くて、お金も増える先生になる」 それがコンセプト。
20年で見てきたこと、感じたこと、 そして同じ立場の人にだけ通じる本音を、 ここに少しずつ置いていきます。
📩 X:@tokushi_honne
📓 note:tokushi_honne
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